Data Process Closingを行い、Booking(B/L)データを確定した後は、税関申告に使用されるため、原則データの修正は不可となります。
しかしながら諸事情により修正が発生した場合、その修正記録を保存し、揚げ地および関係各所で内容の変更が確認できるよう、Correction Noticeを実行し、システムに変更内容を保存します。
神原汽船株式会社

はじめに
概要
対象者
Booking作成者
その他
DPCを設定後のデータ修正は、DPCをキャンセルせず、必ずこの機能によって修正を行ってください。
旧システムではCorrection Advice/A)と呼称されていました。
1Correction Noticeの発行の手続きについて
一度確定したB/Lデータ(DPCステータスがY)は、税関申告可能なB/Lとして揚げ地側の税関申告にデータが送信されます。そのため送信後の情報の変更は出来ないようになっています。
しかしながら荷主様の事情により、既に揚げ地側への申告用にデータを送信した後において内容の訂正が発生した場合、訂正の実施や訂正内容を記録する目的としてシステムにおいてCorrection Noticeを発行します。
B/Lの訂正については、以下の手順で行います。
全ての変更項目でCrrection Noticeの実施と揚げ地側への送信が必要です。
揚げ地側への変更内容の通知し、追加料金の発生有無を確認します。連絡は弊社および弊社上海現地法人 操作部へ連絡して下さい。
システムにおいてCorrection Noticeを実施し、内容を訂正します。併せて修正費用をFreight & Surcharge画面で追加登録します。
訂正内容を保存し、揚げ地側へCorrectionの発生と修正内容を連絡します。
上記1~3までを揚げ地到着日前までに実施します。
2Correction Notice(C/N)の発行
既に変更不可(DPC=Y)となっているBooking(B/L)データは、Correction Noticeを発行することで編集が可能となります。以下に操作方法を説明します。
また逆に編集不可となっていなければ、Correction Noticeの発行は行えません。
Bookingの各タブより訂正が必要な個所の情報を持つタブを選択します。
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Issue C/Nボタンを押します。
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Correction Noticeの発行理由を記載する画面が表示されます。発行理由(Reason)を選択の上、Remark欄に内容を記入し、Saveボタンを押します。
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以下のメッセージが表示されます。OKボタンを押してC/Nを開始します。
訂正した場合は、一度Saveボタンを押してください。訂正内容の最終確定はConfirm C/Nボタンにより行いますが、訂正した内容は都度、各画面のSaveボタンで一度確定します。
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全ての内容を訂正後、Cofirm C/Nボタンを押し、訂正内容を確定させます。
OKボタンを押すと内容が確定されます。
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登録された訂正内容は、Inquiry C/Nボタンを押すと内容が確認可能です。
3発行済みCorrection Noticeの出力
発行したCorrection Noticeを揚げ地側および関係各所に通知する場合、以下の画面より検索し発行したCorrection Noticeの出力が可能です。
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メニューより以下を選択します。
Customer Service -> Outbound Documentation -> Correction Notice -> C/N(Correction Notice)List 表示された画面より検索条件を指定し、Searchボタンを押します。
※Vessel Voyageを指定し、検索するのが簡単です。-
C/Nを行ったB/Lデータが有る場合、Result欄が表示され、C/N Qty(Correction Notice件数)に数字が発生します。
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Print Correction Noticeボタンを押すと、Correction Noticeフォームが表示されます。
パソコンに一度保存の上、メールに添付し中国揚げ地側および関係各所に連絡します。