システムではBookingに係る様々な情報の抽出するレポート機能を備えています。活用頂くことで様々なデータの閲覧、抽出が可能です。
神原汽船株式会社

はじめに
概要
対象者
ユーザー全般
1登録済みBookingの検索(Work With Booking)
システムに登録したBookingの情報を検索には、Work with Bookingを活用してください。通常、自身が管轄するBookingを条件を指定することで一覧で確認することが可能です。
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メニューより以下を選択します。
Customer Service -> Booking -> Work with Booking 検索対象期間を設定します。(上限 3ヶ月前まで)
Booking Office、Staffにはログインユーザーの情報が初期値で表示されますので、検索対象に応じて条件を変更します。
その他必要な検索条件があれば、入力し、Searchボタンを押します。
この画面からBooking番号を指定して様々な操作が可能です。
・Copy/Split/Mearge/Cancel/Booking Receipt Noticeの送信
Booking番号をダブルクリックすると対象のBooking Master画面が表示されます。
表示内容の表示、非表示が行いたい場合は、画面上にある設定マークをクリックします。
設定画面が表示されるので、表示したい項目にチェックを入れてSaveボタンを押します。
2登録済みBookingの検索2(Booking Status Report)
Work with booking以外にもBooking情報を検索し、一括で表示するレポート機能があります。こちらの機能ではより詳しく条件を設定し情報を抽出することが可能です。
※旧システムにあった、Booking Status ReportとBK&BL Reportのレポートは一つに統合されBooking Status Reportとなっています。
Report Templateの設定
Booking Status Reportにおける標準の検索内容は最低限の設定となっており、より詳しく情報を表示させるに、事前にレポートのテンプレートを登録・設定します。
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メニューより以下を選択します。
Customer Service -> Report -> Report Template(Item & Search Option)Setup -
最初は登録情報が有りません。Add Rowボタンを押してテンプレート名を入力し、Saveボタンを押します。
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登録されたテンプレート名をダブルクリックすると検索結果の際に表示する項目の選択が可能になります。
表示させたい項目にチェックを入れ、「Select Item」ボタンを押します。
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右側の「Display Order on the Template」の欄に選択した項目が表示されます。
Saveボタンを押すと、内容が保存されます。
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登録されたテンプレートはBooking Status Report(Customize)画面で用途に合わせて選択が可能です。
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登録したテンプレートを同画面ですぐにご利用される場合は、更新ボタンを押します。
ご注意
旧システムではテンプレートを別のユーザーに共有することが可能でしたが、新システムでは設定は各ログインユーザー単位となります。共有は出来ませんのでご留意ください。
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Templateでは検索条件を予め設定することも可能です。設定にはSearch Optionをクリックします。
検索条件を設定する画面が表示されます。毎回同じ条件を指定する場合は、こちらで予め設定しておくと検索時の手間が軽減できます。
様々な検索条件の指定が可能です。
・LaneとYear Monthを指定することで一括で弊社が通知している予算月に該当するVVDが一括で抽出可能です。(代理店様で異なる場合は個別の抽出をお願い致します。)・国コードだけでも指定可能です。
3運賃・サーチャージ情報について
Booking毎に設定された運賃・サーチャージを検索する機能です。
VVD単位もしくは期間を指定、または特定のチャージ項目だけを指定してBookingに設定された運賃・サーチャージの抽出が可能です。
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メニューより以下を選択します。
Customer Service -> Report -> Freight Manifest 表示された画面より、条件を指定しSearchボタンを押します。
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該当する情報が表示されます。
4Container/Cargo Manifestについて
コンテナの積み降ろしや、貨物目録に関する情報を抽出するレポートについて説明します。
1.Container Loading/Discharging List
コンテナ単位に積み降ろしの情報の抽出が可能です。
メニューより以下を選択します。
Customer Service -> T/S & Operation -> Container Loading / Discharging List
Vessel Voyageおよび積み港/揚げ港を指定し、Searchボタンを押します。
Vessel Voyageに積載された該当コンテナの情報が表示されます。
検索結果の項目を調整したい場合は、調整マークをクリックし、必要な項目にチェックをいれ、Saveボタンを押します。
SplitやLCLのBookingをリストに表示したい場合は・・・
検索時にDetail Searchより、Show Part-load B/Lにチェックを入れて検索を行ってください。
Booking単位に分かれて表示されます。
2. Manifest Print by Vessel Voyage
メニューより以下を選択します。
Customer Service -> Customs Manifest -> Report -> Manifest Print by Vessel Voyage
Outbound/Inbound、Vessel Voyage、POL/PODを選択、入力し、Searchボタンを押します。
抽出したいBookingにチェックを入れ、Printボタンを押すと、Manifestが印刷、またはダウンロードが可能です。
※日本国内T/Sの場合は、PODにT/S港、DELに最終港と条件指定します。
5その他のレポートについて
Bookingに係るその他のレポートを以下に説明します。
機能の多くはWork with bookingやBooking Status Report、Freight Manifestで確認できますので、以下は参考までに記載します。
以下はメニューよりCustomer Service -> Reportより選択可能です。
1. I/B Shipment Status Report
・InboundにおけるBookingされたCargo Volumeや情報を参照する画面です。コンテナ単位の貨物重量や容積内容を確認できます。
2. B/L Data Input Quality Control
・税関申告や、B/L発行前にBookingの登録状況を一覧で確認できます。
3. Weekly Vessel Booking Balance Report
・Week/Monthを基準にBooking office単位にBookingの受付状況と作業状況をVVD単位に確認するレポートです。
検索結果で表示されたVVDをクリックすると、後述のBooking Balance Report by VVD画面に遷移します。
4. Booking Balance Report by VVD
・Vessel Voyage単位、Booking office単位にBookingの状態を確認が可能です。
またBooking Contactが指定されている場合、本船スケジュールが変更になった際に、変更通知のメールをBooking単位に送信することが可能です。
Booking Master画面のBKG Contactに設定がある場合、
Rescheduled Noticeにチェックを入れて、「Send Re-Schedule」ボタンを押します。
送信フォームが表示されるので、状況に応じて内容を変更し、BKG Contactの指定された宛先にスケジュール変更のメールを送信することも可能です。