出港後にTerminal Departure Report(TDR)のレポートは、これまで各代理店様より各フォーマットで提出頂いておりましたが、新システムよりシステムに登録した内容に基づき、システム共通のフォーマットで報告をお願い致します。
神原汽船株式会社

はじめに
概要
対象者
船舶代理店業務担当
その他
本船出港後、速やかに提出をお願い致します。報告はシステムよりメールで送信が可能です。添付ファイルも設定が可能です。
1Terminal Departure Report(TDR)の作成と報告
これまで各代理店様それぞれのフォームで作成頂いていましたTDRは、新システムより提出頂きます。TDRの登録方法について説明します。
メニューより以下を選択します。
Marine -> Vessel Operation & Performance -> Terminal/Regional Departure Report -> Manage TDR(Terminal Departure Report)
1. Schedule &Conditionの入力(基本)
表示された画面よりVessel VoyageおよびTerminalを指定し、Searchボタンを押します。
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Import Actual Scheduleを押します。
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Actual Schedule画面に登録した内容が反映されます。
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入港時/出港時におけるDead Weight(M/T)を入力します。
入力後、Saveボタンを押します。
2. Port log(荷役時間)の入力(基本)
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Port Logタブをクリックします。
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荷役時間の登録を行うため、表示された画面よりAdd rowボタンを押し、行を追加します。
※1つのクレーンのみの作業である場合、1行の追加でOKです。
作業開始時間を入力します。(Work Commence)
作業完了時間を入力します。(Work Completed)
休憩時間(発生していた場合)を入力します。(Break Down)
食事による休憩時間(発生していた場合)を入力します。(Meal)
天候(強風、豪雨、豪雪等)による中断時間(発生していた場合)を入力します。(Weather)
その他の事情による中断時間(発生していた場合)を入力します。(Other)
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全て登録後、Auto Calculationボタンを押します。荷役時間と取り扱いコンテナ本数に基づいて、荷役効率(本数/1時間)が自動計算されます。
追記したい内容が有ればRemark欄に記載します。
Saveボタンを押して登録します。
3. コンテナ降ろし本数の入力(基本)
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Discharging Vol.タブをクリックします。
Import Actual Dataボタンを押し、システムにデータが登録されているVessel Voyageのコンテナ本数を基準に降すコンテナが自動作成されます。
何らかの理由で、コンテナ本数が正しく表示されない場合は、Add rowボタンを押し、手動で登録をお願いします。
・T/S貨物の場合はT/S Cargoの項目に入力します。
・空コンテナ(降し)の場合はEmpty Containerの項目に入力します。
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危険品・特殊貨物を載せたコンテナが有る場合、Spcial Cargoを選択し、Import Actual Dataまたは手動で各コンテナの種別に合わせて本数を入力し、内容を確認します。
以下のメッセージが表示されたら・・・
原因:
Special Cargoに入力した本数もしくはOperator(KKCやら他船社)の本数がTotal Volumeの内容と一致していない為。
対応:
Special Cargoに入力した本数またはOperatorをTotal Volumeにも入力、もしくは分けて記載してください。
Import Actual Dataボタンを押した場合、OperatorはKKCで全ての本数が計上されます。もしSpecial cargoを登録する際に船社を分けて記載するのであれば、Total Volumeの記載もOperatorおよび本数を分けて記載するようにしてください。
全ての情報を確認・入力後、Saveボタンを押して内容を保存します。
4.コンテナ積み本数の入力(基本)
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Load Vol.タブをクリックします。
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Inter-portを選択します。
Import Actual Dataボタンを押し、システムにデータが登録されているVessel Voyageのコンテナ本数を基準に積みコンテナ本数が自動作成されます。
何らかの理由で、コンテナ本数が正しく表示されない場合は、Add rowボタンを押し、手動で登録をお願いします。
危険品・特殊貨物を載せたコンテナが有る場合、Spcial Cargoを選択し、Import Actual Dataまたは手動で各コンテナの種別に合わせて本数を入力し、内容を確認します。
以下のメッセージ(40ftも同様)が表示された場合、Inter-portに危険品もしくは特殊コンテナの本数・重量を入力の上、Special Cargoタブにも対象となる本数を入力してください。
全ての情報を確認・入力後、Saveボタンを押して内容を保存します。
5. 仕向け地の変更が発生した場合
何らかの理由でコンテナの仕向け地が変わった場合、以下の操作を行います。
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Change of Destinationタブをクリックします。
Add rowボタンを押し、行を追加します。
コンテナ番号単位に、POLと元のPODと変更先のPODおよび積載場所(Position)を指定します。
最後に変更理由(Reason)を記載し、Saveボタンを押します。
6. シフトが発生した場合
コンテナの積載位置の変更(シフト)した際は、以下の操作を行います。
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Re-Handlingタブをクリックします。
Add rowボタンを押し、行を追加します。
コンテナ番号単位に、POLとOperatorおよび、積載場所(Position)の変更元と変更後の位置を指定します。
変更理由を選択します。Account/Responsible PartyはKKCを指定します。
入力後、Saveボタンを押します。
TDRの確認と報告(メール送信)
作成したTDRの内容を確認し、報告としてメール送信を行います。必要に応じてその他報告情報を添付することも可能です。
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Printボタンを押し、作成された内容を確認します。
内容に問題がなければ、Send Emailボタンを押します。メールフォームが表示されますので、宛先、内容を編集の上、Send Emailボタンを押します。
報告内容について特定のフォーマットは弊社では定めておりません。各代理店様で決められた書式で報告をお願い致します。また報告頂きたい情報が有る場合は、弊社より別途ご連絡致します。
メールに添付できるファイルサイズは最大10MBまでになります。
これを超えて添付されたい場合、別メールにて送信をお願い致します。
複数のメールアドレスを指定されたい場合は、セミコロン(;)で区切ります。