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神原汽船株式会社

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神原汽船株式会社
DND デマレージ・ディテンションの請求書発行及び未収入金の計上
2024/01/16 23:38 に作成
DND デマレージ・ディテンションの請求書発行及び未収入金の計上

はじめに

概要

DET/DEM請求書発行及び未収入金計上(A/R interface)の作業手順

対象者

代理店請求担当者

その他

注意事項①)
・毎月SOAの締め日までに、StatusがFinishedのデータは請求書の発行及び未収金の計上(”AR IF”ボタンを押す)を行っていただき、当月のSOAへ登録まで行うようにしてください。

注意事項➁)
・DEM/DETの計上日は、BLに紐づく海上運賃の計上日と同じルールで設定されます。
例)弊社から毎月連絡している「10月計上対象となる航海番号」が設定されたBLに紐づくDEM/DETの計上日は10月になります。(”AR IF”ボタンを押した日ではありません)

注意事項③)
・SOCコンテナについてはFree Timeを超過した場合であっても当社から超過料金を徴収いたしません。 代理店様の裁量にてFree Timeをご提示ください(当社Free Timeを提示いただいても結構です)。

注意事項④)
DEM/DETのチャージが正しく算出されてない場合は下記2点を実施し、それでもチャージが正しく算出されない場合は「ml_kk_allegro_pjt@tsuneishi.com」に調査依頼下さい。
・コンテナ動静を更新した際は「Manual Calculation」ボタンを押す。
・Contract NoのFreetime Exceptionに紐づく内容を更新した際は「Recalculate Charge」ボタンを押す。

1設定画面の表示・説明

  • Allegroログイン後、下記メニューからCharge Handling by Bookingを選択

    • Logistics → Demurrage & Detention → Charge → Charge Handling by Booking

image_processing20231109-32180-oot0l9.png

2BL No.にて検索

「Charge Handling by Booking」で下記手順を実施

  • 該当のBL No.を入力し「SEARCH」をClick

  • 請求書発行対象コンテナをチェック

    • statusが「Finished」のコンテナが請求書発行対象として選択可能

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補足説明) Statusについて

Status

説明

請求金額

unfinished

超過料金なし、コンテナ未返却

未確定

No Charge

超過料金なし。コンテナ返却済

確定

Long staying

超過料金発生中。コンテナ未返却

未確定

Finished

超過料金発生。コンテナ返却済

確定

Invoiced

超過料金請求書発行済

確定

補足説明) Status遷移図

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3請求書の発行

  • 対象コンテナを選択し、「Billing」をクリック

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Create & Issue Invoice画面がポップアップで表示されるので下記手順を実施

  • Invoice Currencyを「JPY」に変更

  • Tax Rate/Amountの☑ボックスを設定

    • デマレージ(Tariff Type=IBDM)の場合はチェックを外す(消費税無しを適用)

    • ディテンション(Tariff Type=IBDT)の場合はチェック(消費税10%を適用)

  • 「Save」をクリック

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image.png

  • 「OK」をClick

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  • 「OK」をClick

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※Statusが「Invoiced」に変更になります

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4請求書の送信

Create & Issue Invoice画面にて下記手順を実施

  • 「Preview」をクリックし、請求書の内容を確認

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  • ディスクアイコンをクリック、PDFもしくはEXCELを選択し請求書を保存、取引先へ送付

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  • システムから直接請求書を顧客に送付する場合は「send Email」をクリック

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  • メール送信先を選択し「Send」をクリック

    • Emailアドレスが登録されていない場合は後述のEmailアドレス登録方法を参照

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  • 「OK」をクリック

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  • 指定したアドレスに請求書が添付にて送付

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補足説明) Emailアドレス登録方法

  • 「Payer Information」をClick

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  • 「Email」にメールアドレスを入力し、「Save」をClick。「Send Email」の送付先のアドレスとして登録される

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5未収入金計上

Create & Issue Invoice画面にて下記手順を実施

  • 「A/R interface」をクリック ※未収入金として計上

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  • 「OK」をクリック

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  • 「OK」をクリック (完了) 

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  • 参考) 未収入金計上 (A/R interface)が完了すると「A/R」が Yに変更となる

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6(補足) 請求書発行後(Status=Invoiced)の修正方法

Create & Issue Invoice画面にて下記手順を実施

※StatusがInvoiced変更後の内容の修正が必要となった場合の対応

※A/R Interface 実行後及びSOAで精算済でも同様の手順となるので下記手順に沿って実施

※SOA精算済の場合はRefundが作成される為、次月SOAでrefundを計上してください。

  • 「Cancel」をクリック

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  • 「OK」をクリック

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  • 「Cancel Reason」を選択後、Remarkに内容を記載し、「Save」をクリック

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  • 「OK」をクリック

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  • 「OK」をクリック

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  • 「OK」をクリック

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  • StatusがFinishに変更となり、「Billing」からやり直しできるようになる

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  • Step 3~5記載の請求書の発行、請求書の送信、未収入金計上についても再実行してください。

7(補足) Status = Long Staying で請求書を発行する方法

  • Change Handiling By BookingにてB/L noを入力、Seach「Estimate Settlement Date」を入力

    ※Estimate Settlement Dateは本日以降の日付が入力可能

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  • 請求対象のLong Stayingのコンテナに☑

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  • 「Estimate Settlement」をClick

    • 参考) 請求金額の確認のみ(請求書発行なし)の場合は「Precalculate Charge」をClickし確認可能。Status=FINISHEDに変更になるが請求書の発行はできない。

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  • OKをClick

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  • Status = Finished, Movment DateのToにEstimate Settlement Dateの日付が登録される。

    請求書発行においては上述 Chapter 2 BL No.にて検索以降の処理と同様

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8(補足) Manualで未収金計上後のCancel方法(A/R Interface実行前)

A/R Interface「N」の場合(A/R Interface実行前)

Logistics → Demurrage & Detention → A/R Interface → Interface Invoice to A/R

  • 「Interface Invoice to A/R」画面を開く

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  • Cancelしたいデータの「Tariff Type」を選択

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  • Invoice」を選択し、「Invoice No.」を入力

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  • 「Search」ボタンをクリック。

  • 「Resulte」に結果が表示されるのでダブルクリック。

  • 「Detail」に結果が表示されるのでダブルクリック。

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  • 「Manual Invoice Creation & Issue」画面が立ち上がり、対象が表示されるので、

    「Cancel」ボタンを押す

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  • 下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick

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  • 下記画面がpopupで表示されるのでCancel Reasonを選択し、Remarkに理由(10文字以上)を入力し、「Save」をClick

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  • 下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick

image.png

  • 下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick

image.png

  • 下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick

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9(補足) Manualで未収金計上後のCancel方法(A/R Interface実行済み)

A/R Interface「Y」の場合(A/R Interface実行済み)

Logistics → Demurrage & Detention → A/R Interface → Search A/R Interface Status

  • 「Search A/R Interface Status」画面を開く

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  • 「Tariff Type」を選択

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  • Cancelしたいデータ行をダブルクリックする

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  • 「Manual Invoice Creation & Issue」画面が立ち上がり、対象が表示されるので、

    「Cancel」ボタンを押す

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  • 下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick

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  • 下記画面がpopupで表示されるのでCancel Resonを選択し、Remarkに理由(10文字以上)を入力し、「Save」をClick

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  • 下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick

image.png

  • 下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick

image.png

  • 下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick

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10(補足) コンテナ動静変更後、金額を手動で再計算させる方法

※ 参考 コンテナ動静を変更した日の夜間に(次の日には)自動で再計算されます。

  • 設定画面

Logistics → Demurrage & Detention → Charge → Charge Handling by Booking

  • 「Charge Handling by Booking」画面を開く。

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再計算を即時反映させる方法

  • 「B/L No」を入力し、「Tariff Type」を選択、「Search」、

再計算させたい行(コンテナ)にチェックを入れ「Manual Calculation」ボタンを押す。

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  • 「OK」をClick

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  • 「Create」をClick

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  • 「OK」をClick

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  • Biliableが変更されたことを確認

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11(補足) コンテナの返却日前に請求する方法 (2024/10/30追記)

コンテナ返却日が確定する前(Status=Long Staying)に請求データを作成する場合は

下記手順にて対応可能

  1. Charge Handling by Booking メニューを開き 「B/L no」を入力後、「Search」をClick

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  2. 「Estimate Settlement Date」に予定精算日(又は返却予定日)を登録

    ※「Estimate Settlement Date」は本日以降の日付のみ指定可能。過去の日付は指定不可

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  3. 対象データを選択☑し、「Estimate Settlement」をClick

    image.png
  4. 「OK」をClick

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  5. Status=Finishとなり、Toに例:2025-10-30が設定され、デマレージの請求金額がFrom: 2024-09-30 TO: 2024-10-30の期間で計算される。

    ※2024-10/31以降にコンテナが返却された場合、From 2024-10-30 To 2024-10/31以降の実際の返却日迄のデマレージの請求金額が別データとして作成される。

    image.png
  6. (参考)  対象データを選択☑し、「Create Balance」をClickすることで例:2024/10/30以降の請求データを作成可能

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  7. (参考) 「OK」をClick

    image.png
  8. (参考) 例:2024/10/30以降の請求データを作成される

    ※請求書発行以降の手順は前述の手順をご参照下さい。

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12(補足) Login officeごとの設定について(請求書情報・税率)

請求書に表示する情報・適用税率の変更については以下の設定を行って下さい。

2つのルートで設定画面に移動します。

1)Logistics -> Demurrage & Detention -> Charge -> Charge Handling by Office/Vessel Voyage

・画面から該当のデータを検索し、対象の行をダブルクリックします。

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2)Logistics -> Demurrage & Detention -> Invoice -> Invoice Handling
・画面から該当のデータを検索し、Detailボタンを押します。

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・表示された画面よりBillingを選択します。

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・「Sheet Set」をクリックします。

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・表示された画面から「Office Address」タブに表示したい情報を入力します。

注意:設定は、Office単位、Tariff Type単位、Sheet Type単位に設定可能です。

表示されているOfficeにご注意ください。

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 入力した内容は請求書の以下の位置に表示されます。

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・続いて「Header」タブを選択し、表示したい内容を入力します。

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 入力した内容は請求書の以下の位置に表示されます。

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・続いて「FooteFooterr」タブを選択し、表示したい内容を入力します。

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入力した内容は請求書の以下の位置に表示されます。

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・全て設定後、「Save」ボタンで登録が完了します。

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「Sheet Option」をクリック

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Sheet Option画面がポップアップで表示されるので下記手順で入力

  • 「Add Row」クリックし入力行を追加

  • Taxを「TVA」を選択

  • Rate(%)に税率を入力

  • 「Save」をクリック

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・Payer Informationを指定すると、請求書のAttentionの欄に情報を表示が可能です。

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Attentionを複数指定したい場合はAdd Rowで追加します。

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登録した内容は以下に表示されます。

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・Previewボタンを押すと、設定した内容に従って請求書を確認できます。

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13[修正中:現在使用不可] (補足) Manualで未収金計上及び請求書の作成方法(2024/11/11追記)

何らかの要因によりManualでの請求書作成が必要な場合、下記操作を行う

  • 設定画面

    Logistics → Demurrage & DetentionInvoice → Manual Invoice Creation & Issue

    image.png

  • 下記手順に沿って入力を行い、完了したら"Save"をクリック

①BL No.を入力

②Tariff Typeを選択

③コンテナ動静を請求書に追記する場合はY。しない場合はNを選択

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  • 下記手順に従い、請求金額入力、請求書の確認、A/R Interfaceを行う

    ①請求先を選択

    ②Total Amount(合計金額)を入力

    ③TAXの発生有無をチェック

    ④Manual計上の理由を登録

    ⑤previewをClickし、請求書の内容に間違えがないかチェック後、PDF or EXCELで保存

    ⑥SAVEを行い、A/R Interfaceをクリック

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