DET/DEM請求書発行及び未収入金計上(A/R interface)の作業手順
神原汽船株式会社

はじめに
概要
対象者
代理店請求担当者
その他
注意事項①
・毎月SOAの締め日までに、StatusがFinishedのデータは請求書の発行及び未収金の計上(”AR IF”ボタンを押す)を行っていただき、当月のSOAへ登録まで行うようにしてください。
注意事項②
・SOCコンテナについてはFree Timeを超過した場合であっても当社から超過料金を徴収いたしません。 代理店様の裁量にてFree Timeをご提示ください(当社Free Timeを提示いただいても結構です)。
注意事項③
DEM/DETのチャージが正しく算出されてない場合は下記2点を実施し、それでもチャージが正しく算出されない場合は下記に調査依頼下さい。
https://allegrokambara.freshdesk.com/ja-JP/support/tickets/new
③-1 コンテナ動静を更新した際は「Manual Calculation」ボタンを押してください。
※ 更新されたコンテナ動静をもとに日数と金額が再計算されます。
③-2 Contract NoのFreetime Exceptionに紐づく内容を更新した際は「Recalculate Charge」ボタンを押してください。
※ 更新された契約内容をもとに日数と金額が再計算されます。
1設定画面の表示・説明
-
Allegroログイン後、下記メニューからCharge Handling by Bookingを選択
Logistics → Demurrage & Detention → Charge → Charge Handling by Booking
2BL No.にて検索
「Charge Handling by Booking」で下記手順を実施
該当のBL No.を入力し「SEARCH」をClick
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請求書発行対象コンテナをチェック
statusが「Finished」のコンテナが請求書発行対象として選択可能
補足説明) Statusについて
Status |
説明 |
請求金額 |
|
unfinished |
超過料金なし、コンテナ未返却 |
未確定 |
|
No Charge |
超過料金なし。コンテナ返却済 |
確定 |
|
Long staying |
超過料金発生中。コンテナ未返却 |
未確定 |
|
Finished |
超過料金発生。コンテナ返却済 |
確定 |
|
Invoiced |
超過料金請求書発行済 |
確定 |
補足説明) Status遷移図
3請求書の発行
対象コンテナを選択し、「Billing」をクリック
Create & Issue Invoice画面がポップアップで表示されるので下記手順を実施
Invoice Currencyを「JPY」に変更
-
Tax Rate/Amountの☑ボックスを設定
デマレージ(Tariff Type=IBDM)の場合はチェックを外す(消費税無しを適用)
ディテンション(Tariff Type=IBDT)の場合はチェック(消費税10%を適用)
「Save」をクリック
「OK」をClick
「OK」をClick
※Statusが「Invoiced」に変更になります
4請求書の送信
Create & Issue Invoice画面にて下記手順を実施
「Preview」をクリックし、請求書の内容を確認
ディスクアイコンをクリック、PDFもしくはExcelを選択し請求書を保存、取引先へ送付
システムから直接請求書を顧客に送付する場合は「Send Email」をクリック
-
メール送信先を選択し「Send」をクリック
Emailアドレスが登録されていない場合は後述のEmailアドレス登録方法を参照
「OK」をクリック
指定したアドレスに請求書が添付にて送付
補足説明) Emailアドレス登録方法
「Payer Information」をClick
「Email」にメールアドレスを入力し、「Save」をClick。「Send Email」の送付先のアドレスとして登録される
5未収金計上
Create & Issue Invoice画面にて下記手順を実施
「A/R interface」をクリックし、未収金として計上する。
「OK」をクリック
「OK」をクリック (完了)
参考) 未収金計上 (A/R interface)が完了すると「A/R」が Yに変更となる
6(補足) 請求書発行後(Status=Invoiced)の修正方法
Create & Issue Invoice画面にて下記手順を実施
※Status=Invoicedの内容に修正が必要となった場合の対応
※A/R Interface 実行後及びSOAで精算済でも同様の手順となるので下記手順に沿って実施
※SOA精算済の場合はRefundが作成される為、次月SOAでRefundを計上してください。
「Cancel」をクリック
「OK」をクリック
「Cancel Reason」を選択後、Remarkに内容を記載し、「Save」をクリック
「OK」をクリック
「OK」をクリック
「OK」をクリック
StatusがFinishに変更となり、「Billing」からやり直しできるようになる
Step 3~5記載の請求書の発行、請求書の送信、未収入金計上についても再実行してください。
7(補足) Manualで未収金計上後のCancel方法(A/R Interface実行前)
A/R Interface「N」の場合(A/R Interface実行前)
Logistics → Demurrage & Detention → A/R Interface → Interface Invoice to A/R
「Interface Invoice to A/R」画面を開く
Cancelしたいデータの「Tariff Type」を選択
「Invoice」を選択し、「Invoice No.」を入力
「Search」ボタンをクリック。
「Resulte」に結果が表示されるのでダブルクリック。
「Detail」に結果が表示されるのでダブルクリック。
-
「Manual Invoice Creation & Issue」画面が立ち上がり、対象が表示されるので、
「Cancel」ボタンを押す
下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick
下記画面がpopupで表示されるのでCancel Reasonを選択し、Remarkに理由(10文字以上)を入力し、「Save」をClick
下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick
下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick
下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick
8(補足) Manualで未収金計上後のCancel方法(A/R Interface実行済み)
A/R Interface「Y」の場合(A/R Interface実行済み)
Logistics → Demurrage & Detention → A/R Interface → Search A/R Interface Status
「Search A/R Interface Status」画面を開く
「Tariff Type」を選択
Cancelしたいデータ行をダブルクリックする
-
「Manual Invoice Creation & Issue」画面が立ち上がり、対象が表示されるので、
「Cancel」ボタンを押す
下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick
下記画面がpopupで表示されるのでCancel Resonを選択し、Remarkに理由(10文字以上)を入力し、「Save」をClick
下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick
下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick
下記画面がpopupで表示されるので「OK」をClick
9(補足) コンテナ動静変更後、金額を手動で再計算させる方法
※ 参考 コンテナ動静を変更した日の夜間に(次の日には)自動で再計算されます。
設定画面
Logistics → Demurrage & Detention → Charge → Charge Handling by Booking
「Charge Handling by Booking」画面を開く。
再計算を即時反映させる方法
「B/L No」を入力し、「Tariff Type」を選択、「Search」、
再計算させたい行(コンテナ)にチェックを入れ「Manual Calculation」ボタンを押す。
「OK」をClick
「Create」をClick
「OK」をClick
Biliableが変更されたことを確認
10(補足) コンテナ動静確定前に請求する方法 (2025/08/04追記)
コンテナ動静確定前に請求する場合は下記手順にて対応可能
-
Charge Handling by Booking メニューを開き 「B/L no」を入力後、「Search」をClick
※(注意:2025/10/07追記) SearchをClick後、Resultに1件もコンテナが表示されない場合は下記「Manual Calculation」をClick。例) 2025/10/7の動静の場合、翌日2025/10/8に請求データが夜間処理で自動作成。2025/10/7当日に請求データを作成したい場合に「Manual Calculation」をClickする必要があります。
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「Estimate Settlement Date」に精算予定日を指定
※「Estimate Settlement Date」は本日以降の日付のみ指定可能。過去の日付は指定不可。
※ IBDM、IBDTともに、「Estimate Settlement Date 」に入力した日付が「To」に反映されます。「From」の日付が入っていないものは「Estimate Settlement Date」を指定して請求書を作成することはできません。
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対象コンテナを選択し、「Estimate Settlement」をClick
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「OK」をClick
-
Status = Finishedになり、
「Movement Status To:DR」、「Movement Date To」に「Estimate Settlement Date」で設定した日付が入力される。
例:「Movement Date To : 2024-10-30」が設定され、請求金額が「From : 2024-09-30」「To : 2024-10-30」の期間で計算。
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対象コンテナを選択し、「Create Balance」をClickし、請求データを作成。
(例:2024/10/30以降の請求データを作成)
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「OK」をClick
-
「Status:Unfinished」、「Movement Status From:DR」の行が出来たことを確認。
例:「From 2024-10-30」からの精算データが作成。
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「Estimate Settlement Date 」に入力した日付に応じて下記"Case1,2"のとおり対応。
※ Tariff Type(IBDM/IBDT)別のFrom-Toの定義は下記の通り
IBDM: From = VD(Vessel discharge)の翌日の日付 To = ID (Inbound full delivery) の日付
IBDT: From = ID (Inbound full delivery) の翌日の日付 To = MT(Empty container)の日付
Case1:「Estimate Settlement Date 」に設定した日付が「To(ID/MT)」の日付よりも後の場合
コンテナ動静確定後、Status = Finishedとなったら追加分の請求書発行し、未収金計上をする。
※ 請求書発行の手順はこちら
※ 未収金計上の手順はこちら
Case2:「Estimate Settlement Date 」に設定した日付が「To(ID/MT)」の日付よりも前の場合
コンテナ動静確定後、「Status:Unfinished」の行が無くなるので過請求金額をマイナスで入力する。
下記Tariff Type別にChargeを指定して過請求金額のマイナス入力してください。
※ マイナス入力の手順書はこちら
※ IBDTの場合は消費税入力が必要になります、手順書はこちら
Tariff Type |
Charge |
消費税 |
IBDM |
DEM |
無し |
IBDT |
DET |
有り |
11(補足) Login officeごとの対応について(請求書情報・税率)
請求書に表示する情報・適用税率の変更については以下の設定を行って下さい。
2つのルートで設定画面に移動します。
1)Logistics -> Demurrage & Detention -> Charge -> Charge Handling by Office/Vessel Voyage
・画面から該当のデータを検索し、対象の行をダブルクリックします。
2)Logistics -> Demurrage & Detention -> Invoice -> Invoice Handling
・画面から該当のデータを検索し、Detailボタンを押します。
・表示された画面よりBillingを選択します。
・「Sheet Set」をクリックします。
・表示された画面から「Office Address」タブに表示したい情報を入力します。
注意:設定は、Office単位、Tariff Type単位、Sheet Type単位に設定可能です。
表示されているOfficeにご注意ください。
入力した内容は請求書の以下の位置に表示されます。
・続いて「Header」タブを選択し、表示したい内容を入力します。
入力した内容は請求書の以下の位置に表示されます。
・続いて「Footerr」タブを選択し、表示したい内容を入力します。
入力した内容は請求書の以下の位置に表示されます。
・全て設定後、「Save」ボタンで登録が完了します。
「Sheet Option」をクリック
Sheet Option画面がポップアップで表示されるので下記手順で入力
「Add Row」クリックし入力行を追加
Taxを「TVA」を選択
Rate(%)に税率を入力
「Save」をクリック
・Payer Informationを指定すると、請求書のAttentionの欄に情報を表示が可能です。
Attentionを複数指定したい場合はAdd Rowで追加します。
登録した内容は以下に表示されます。
・Previewボタンを押すと、設定した内容に従って請求書を確認できます。
12[修正中:現在使用不可] (補足) Manualで未収金計上及び請求書の作成方法(2024/11/11追記)
何らかの要因によりManualでの請求書作成が必要な場合、下記操作を行う
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設定画面
Logistics → Demurrage & Detention → Invoice → Manual Invoice Creation & Issue
下記手順に沿って入力を行い、完了したら"Save"をクリック
①BL No.を入力
②Tariff Typeを選択
③コンテナ動静を請求書に追記する場合はY。しない場合はNを選択
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下記手順に従い、請求金額入力、請求書の確認、A/R Interfaceを行う
①請求先を選択
②Total Amount(合計金額)を入力
③TAXの発生有無をチェック
④Manual計上の理由を登録
⑤previewをClickし、請求書の内容に間違えがないかチェック後、PDF or EXCELで保存
⑥SAVEを行い、A/R Interfaceをクリック
※
13(補足) INVOICEの解除方法について
こちらをご参照ください