Bookingのリクエストがe-Serviceで送られた場合のシステムへの反映方法について説明します。

1. 荷主様からe-Service経由でBookingリクエストが提出された場合、Booking officeに指定されました代理店様宛てに、リクエストメールが以下のように送信されます。

   

   

2. ALLEGROのメニューよりe-Booking & S/I Process画面を開きます。
   Customer Service -> Booking -> e-Booking & S/I Process
   

   

   

3. 表示された画面よりSearchボタンを押します。
   

   

4. e-Serviceから送信されたBookingリクエストが新規として青字で検索結果に表示されます。

   

   Bookingの行をクリックすると下部Detail欄に詳細が表示されます。

   

5. Bookingのリクエスト内容を確認するため、対象となるBookingにチェック✔を入れて、Uploadボタンを押します。

   

6. Find e-Booking & Shipping Request画面が表示され、以下のメッセージが表示されます。
   

   

   
   Bookingリクエストされた内容を受付て、システムにBookingデータを登録する場合、OKボタンを押します。
   e-Serviceでリクエストされた内容が、登録用のデータとしてシステムに反映されます。
   

   

7. Bookingリクエストの時点でシステムに反映される情報は以下となります。
   

   

   項目			内容						反映される画面
   Booking			積地・揚げ地、積載本船、受け渡し条件、Shipper名、契約番号、コンテナサイズタイプ、本数、SOCやLCL区分 Remark						Master
   Shipping Party			Shipper/Consignee/Notify/Forwarderの各情報（社名、住所）						Ship. Party
   Marks & Goods			総貨物重量						Mark & Goods
   特殊貨物情報 ・Reefer ・Dangerous ・Awkward ・Break Bulk			リクエストの特殊貨物が含まれている場合、それらの情報も各タブに反映されます。 ※データが有る場合は、強調で文字が表示されます。						Master画面の各特殊コンテナ入力欄
   証明書等、危険品の添付書類の確認について 荷主様が危険品のBooking Requestを行う際に、SDS（MSDS)等の書類が添付が可能です。危険品の承認手続きを円滑に進めるために、事前に添付頂くよう荷主様にご案内をお願い致します。 Find e-Booking & Shipping Request画面よりDangerousのタブをクリックします。 リクエスト内容がコピーされている場合、Booking Data ALLEGROの欄にAttach fileボタンが青字（添付有り）で表示されますので、クリックします。 添付を確認する際は、Booking Data ALLEGRO側のAttach Fileボタンで確認します。 添付内容が表示されます。内容を確認したい場合は、ファイル名をダブルクリックします。 添付ファイルを保存できますので、必要に応じて内容を確認します。 From e-ServiceのAttachボタンを押して表示される同じ画面では、添付内容は確認できません。 添付されたファイルはシステムへのアップロード後、Booking Master画面よりRequest Special CargoのAttach Fileで確認が可能です。

8. Commodityはリクエスト時には名称しか入力されていない為、該当するコードを検索し、設定します。

   

9. 船積み本船がリクエスト時に確定していない場合、Trunk Vessel Voyageを指定せずUploadすると、Sailing Due Dateに最も近いVVDが候補として表示されます。

   Selectボタンを押すと、候補のVessel Voyageが船積み本船として登録されます。

10. Booking受付時に荷主様に情報を通知する場合、Customerの欄に内容を登録します。
    ※Internal Remarkの場合は通知されません。
    

    

    

    Internalを指定した場合、Booking Master画面より以下の箇所から内容が確認可能です。

    

    Purchase Order Noや他船社のBooking番号を記載する必要がある場合について

    1. 荷主様からRemark欄へ記載されたPurchase order No.（P/O No.）や、他船社のBooking番号を記載する場合は、Upload後にBooking Master画面より、Remark欄を確認の上、P/O No.欄に入力、またはコピー貼り付けし保存をお願いします。
       

       

11. 必要な情報を入力し、Uploadボタンを押すと以下のメッセージが表示されます。
    

    

    Consigneeが入力されていない場合、以下のメッセージが表示されますが、OKボタンを押すと先の処理に進めます。
    

    

12. システムへのアップロードが完了すると以下のメッセージが表示され、Booking番号が自動的に発番されます。
    

    

13. e-Serviceからのリクエストの場合、アップロード完了と同時に荷主様に以下のようにBooking受付完了のメールが自動送信されます。
    

    

    

    
    ※Auto Notificationにチェックが入っている場合は自動的に通知されます。通知されない場合は、アップロード前にチェックを外します。

    

14. Go to Bookingボタンを押すと、Booking Master画面に移動します。
    

    

15. Booking Master画面で、システムに反映されたBooking内容が確認・編集可能です。
    

    

16. Booking Statusを確認します。通常であればFirmで表示されています。

【ご注意】Booking Statusが、Waiting（Cross）になっている場合の操作

Booking Statusが以下の表示の場合、そのBookingはCross Booking状態となっています。

Cross Bookingとは、Bookingを受け付けたオフィス（Bookingをアップロードしたオフィス）と実際に積載する港のオフィス（代理店）が異なる状態を指します。

　　例）Booking受付・システムへのアップロード： 神原汽船 東京支店/阪神事務所

　　　　Shipping Instruction以降のシステム操作 ： 各港代理店

この状態はシステムにおいてBookingの受付が完了していないと見做され、e-Serviceにおいて、Booking StatusがSTANDBYで表示されます。

この状態を解消するため、以下の操作を必ず行います。

1. 弊社からBooking番号を連絡致します。Booking Master画面よりCross BookingとなっているBooking番号を表示します。

　※Work with booking や To Do listなどから該当のBookingを検索します。

2. Waiting -> Firmボタンを押します。メッセージが表示されますのでOKボタンを押します。

完了メッセージが表示されます。

3. Booking statusがFirmに変更されます。e-Service上もBOOKEDに変更されます。　

10. Booking Master以降の各登録操作については以下のマニュアルをご参照下さい。
    Bookingの作成ー基本操作（システム直接入力）

Bookingメニューに戻る。

e-Service経由でBooking内容の変更が発生した際の操作について説明します。

1. 荷主様よりBookingリクエスト後に変更依頼が発生した場合、以下のメールがBooking Officeに指定された宛先へ送信されます。
   

   

2. システムにログインし、e-Booking & S/I Processを開きます。Searchボタンを押すと更新のリクエストのあったBookingがリストに表示されます。
   

   

3. 該当のBookingにチェックを入れて、Uploadボタンを押します。
   コピーの対象となる項目を確認の上、Selectボタンを押します。
   

   

4. 現在システムに登録されているBooking内容とリクエスト内容が異なる箇所が赤字で表示されます。内容をご確認の上、システムに反映される左側へ内容を反映します。
   ※以下は追加の輸送コンテナが有るケースです。

   

5. 変更内容を反映した後、Uploadボタンを押すと以下のメッセージが表示されますので、OKボタンを押します。
   

   

   以下のメッセージが表示されればシステムへの反映は完了です。

   

6. Go to Bookingボタンを押して、Booking Master画面での反映内容を確認します。
   

   

   Bookingメニューに戻る。

e-Serviceよりリクエストを受け取った後、システムにアップロードする前に荷主様からBookingのキャンセルが依頼された、または何らかの理由でBookingの受付が出来ずキャンセルする際の操作について説明します。

荷主様からのキャンセル依頼

1. 荷主様よりBookingのキャンセル依頼が発生した場合、以下のメールがBooking Officeの宛先へ送信されます。

   

2. e-booking & S/I Process画面を開き、Searchボタンで該当Bookingを検索します。

3. 検索結果にRequest Statusが Cancel となっているBookingを表示されます。

   

4. 対象のBookingをダブルクリックします。

5. Uploadボタンを押すと以下メッセージが表示されますので、OKボタンを押します。

   

6. キャンセル完了のメッセージが表示され、キャンセルリクエストが完了します。

   

7. お客様へはキャンセルリクエストの受付完了メッセージが表示されます。

   

8. e-Service上もBooking Statusはキャンセルに変更になります。

キャンセルリクエストを受けたBookingは再アップロードは出来ません。

アップロードをしようとすると以下のメッセージが表示されます。

荷主様が同じ内容でBookingされたい場合は、e-Serviceより再度Bookingリクエストを送るようご案内して下さい。

Booking受付のキャンセル（リジェクト）

1. Bookingリクエストを受け付け後、何らかの理由により受付不可となった場合、キャンセルを行います。

2. e-booking & S/I Process画面を開き、Searchボタンで該当Bookingを検索し、
   対象のBookingを選択の上、Rejectボタンを押します。
   

   

3. 以下の画面が表示されます。荷主様にメールを送信することが可能です。
   送信する場合、「Will you send reject notification to customer?」でYESを選択します。
   

   

   Rejectボタンを押すと、以下のメッセージが表示されます。
   

   

   OKボタンを押すと、以下のメールが荷主様へ送信されます。

   

   RejectされたBookingはUpload StatusがRejectに変更され、赤字で表示されます。

   

こちらからBooking受付をキャンセルした後に、何らかの理由で受付が可能となった場合、

Reject状態となったBookingリクエストを、受付状態に戻すことも可能です。

1. e-Booking & S/I Processを開き、RejectとなったBookingを選択し、Uploadボタンを押します。（またはBookingリクエストの行をダブルクリック）

   

2. Reject状態のときのみ、Reinstateボタンを押す事が可能となりますので、Bookingリクエストを復帰させたい場合、このボタンをクリックします。
   

   

3. 以下のメッセージが表示されますので、OKボタンを押します。
   

   

4. 以下のメッセージが表示され、BookingのUpload StatusがNewに戻ります。
   

   

   

ご注意：
Reinstateによって復帰したBookingリクエストは荷主様にはメール等で通知はされません。この方法でBookingリクエストを復帰させた場合は、ご案内をお願い致します。
ただしe-ServiceのBooking Statusを確認することで、RejectされたBookingのステータスが、PROCESSINGに戻っていることを荷主様側で確認することが出来ます。

Bookingメニューに戻る。

Shipping Instructionがe-Serviceより送られた場合のシステムへの反映方法について説明します。

1. e-ServiceよりShipping Instructionが提出された場合、以下メッセージがBooking officeに通知されます。
   

   

2. e-booking & S/I Processを開き、Searchボタンを押します。該当するBookingが、Doc/Type　S/Iとして表示されます。

   

3. 対象のBookingの行にチェックを入れ、Uploadボタンを押します。

4. システムにコピーする内容を選択する画面が表示されます。内容を確認し、Selectボタンを押します。
   

   

5. 差し入れられたShipping Instructionの内容が、左側のシステムへ反映する各項目に反映されていることを確認します。名称のみ、例えばフォワダー名などは虫眼鏡で検索し設定します。

6. 必要な情報が反映されていることを確認の上、Uploadボタンを押します。
   

   

   正常な場合、以下メッセージが表示され、システムにShipping Instructionの内容が反映されます。

   

7. Go to Bookingボタンを押し、Booking Master画面に移動します。

8. アップロードした各情報の内容が反映されていることを確認します。各タブに色がついて、情報が設定されています。

   

9. 以降Booking Master画面での操作（Container manifest、Rating、B/L Issue）については、以下のマニュアルを参照下さい。

　Bookingの作成ー基本操作（システム直接登録）

Bookingメニューに戻る。

弊社が提供していますSimple S/Iを利用された場合の操作方法について説明いたします。

Simple S/Iをご利用いただくための条件は以下になります。

・Bookingの受付が完了しており、Booking番号がシステムに登録されている事

Simple S/Iによる申請方法は、以下の内容で荷主様にご案内しています。

Simple SIによる申請

1. 荷主様よりSimple S/Iの差し入れ連絡を受けましたら、e-Booking & S/I Process画面を開きます。

   

   Simple S/Iの取り込みには数分程度かかります。

2. Simple S/Iが正常に受け付けられている場合、画面にDOC Type : S-S/Iとして対象のBooking番号が表示されます。

   

3. 以降の作業は通常のShipping Instructionの受付時と同じ操作になります。

　 内容を確認し、必要に応じて追加・修正を行い、Uploadボタンを押し、システムへの取り込みます。

Simple S/Iの取り込みが数分待っても行われない場合の確認について

1. Simple S/Iファイルの受信状況を確認します。メニュー画面より以下を選択します。

Business common -> EDI Setup -> EDI Monitoring

2. Simple S/IやACL、CODECO/COARRIなどのEDIファイルの受信状況を確認する画面、EDI Monitoringが表示されます。Searchボタンを押します。

3. Receiving Dateの期間に該当するシステムに送信されたEDIファイルの取り扱い状況が表示されます。

   

   以下の例ではSimple S/Iで送信したExcelファイルに何らかの不備があり、取り込みが上手くいかなかった（Status:Fail）状態を表しています。
   

   

4. Simple S/Iがエラーになる原因は様々です。
   Simple S/Iの取り込みエラーに関する具体例は以下リンク先にも掲載していますのでご参照の上、状況に応じて荷主様にご案内をお願います。
   Shipping Instructionの申請について
   

5. ファイル内容を確認しても問題が解決しない場合、お手数ですが以下のメールアドレスまで、問題のあったSimple S/Iのファイルを添えてご連絡をお願い致します。
   
   宛先： mlkk.teiki@tsuneishi.com

お急ぎの場合、大変申し訳ございません。

Booking Master画面より直接、情報の入力をお願い致します。

Bookingメニューに戻る。